光コラボレーション 光回線の比較・評判

【徹底比較】光コラボ vs 独自回線! あなたはどっちを選ぶ?

2024年3月18日

皆さんが使っている光回線は、独自回線ですか?それとも光コラボレーションですか?

 

即答できる方は少ないと思います。

つまり皆さんは、独自回線と光コラボレーションを分からないまま使っているということになります。

 

これ、めちゃくちゃもったいないです!

 

そもそも独自回線と言う言葉と光コラボレーションという言葉を知らないという方もいるのではないでしょうか。

 

私もついこの間まで知りませんでした。

しかし、知ってからは、とても重要だということに気が付きました。

 

今記事では、独自回線と光コラボレーションを知らない方のために、その意味と違いを説明していきたいと思います!

 

光回線について知識があまりない方は、必ず読んでいってくださいね!

 

 

独自回線とは

まずは、独自回線の説明からしていきます。

独自回線とは、簡単に言ってしまえばNTT東日本・NTT西日本以外の回線を自社で保有し、インターネットサービスを提供している光回線のことです。

 

auひかり、NURO光、コミュファ光、ピカラ光、BBIQ、eo光などが独自回線にあたります。

 

 

光コラボレーションとは

光コラボレーション(通称:光コラボ)とは、NTT東日本・NTT西日本がプロバイダや携帯キャリアなどの事業者に対して、光回線の卸販売を行うサービスモデル「光コラボレーションモデル」のことです。

 

フレッツ光、ソフトバンク光、ドコモ光、楽天ひかり、ビッグローブ光、OCN光などが光コラボレーションにあたります。

 

 

独自回線と光コラボレーションを比較

独自回線と光コラボレーションの言葉の意味が分かったところで、何がどう違うのかやどちらが良いのかは分かりませんよね。

下記からは独自回線と光コラボレーションの違いについて説明していきます。

 

独自回線はauひかり、光コラボレーションはドコモ光とソフトバンク光で見ていきたいと思います。

携帯会社として、名の知れた3社ですので、ぜひ参考にしてください!

①回線速度

②IPv6の対応状況

③月額料金

④転用や事業者変更が出来るか

⑤対応エリア

 

 

①回線速度

下記をご覧ください。

auひかり、ドコモ光、ソフトバンク光が公表している一般的なプランの最大速度は一緒です。

 

 

auひかり

(独自回線)

ドコモ光

(光コラボ)

ソフトバンク光

(光コラボ)

回線速度

【ホーム】

下り最大 1Gbps

(一部エリアで10Gbps)

【ホーム】

下り最大 1Gbps

(一部エリアで10Gbps)

【ホーム】

下り最大 1Gbps

(一部エリアで10Gbps)

【マンション】

下り最大 100Mbps~1Gbps

【マンション】

下り最大 100Mbps~1Gbps

【マンション】

下り最大 100Mbps~1Gbps

 

数字だけ見ると全く違いはありません。

 

しかし、体感はauひかりのほうが速いと感じる方が多いです

このように口コミでもauひかりが速いと言われています。

 

実はなんとなく速いわけではなく理由がちゃんとあります!

それは、回線混雑の影響です!

 

実は、フレッツ光回線は、日本の光回線の中で67%以上ものシェアを占めています。

これがどういうことを表しているかというと、フレッツ光の利用者が多いということは夜間や休日などインターネットの利用者が多くなる時間帯は混雑が起き、速度が遅くなりやすいということです。

 

それに比べて、auひかりはKDDIの独自回線を利用しているため、利用者過多による回線混雑が起きにくく、安定した速度を保ってくれます。

 

 

IPv6の対応状況

auひかりが速いと言われる理由はもう1つあります。

それは、IPv6の対応状況の違いです。

 

  auひかり(独自回線)

ドコモ光

(光コラボ)

ソフトバンク光

(光コラボ)

IPv6の対応状況 標準装備

標準装備

※プロバイダによる

有り

※専用機器のレンタルが必要

 

今まで主流だったIPv4という接続方式は、インターネット人口やIT家電などの接続機器の増加により、混雑が起きやすくなりました。

 

そこで開発されたのが、無限に近いIPアドレスを発行できるIPv6接続方式です!

IPv6接続を利用すると回線混雑を避け、通信が速く、安定しやすいという特徴があります。

 

ドコモ光やソフトバンク光は条件付きですが、auひかりは標準装備になります!

 

 

③月額料金

同じ光コラボレーションでも事業者によって、月額料金は異なります。

 

 

auひかり

(独自回線)

ドコモ光

(光コラボ)

ソフトバンク光

(光コラボ)

ホームタイプ

1年目5,610円(税込)

2年目5,500円(税込)

3年目~5,390円(税込)

5,720円(税込)~ 5,720円(税込)
集合住宅タイプ 3,740円(税込)~ 4,400円(税込)~ 4,180円(税込)

 

上記の通り、独自回線のauひかりが少し安いことが分かります

 

ただし、auひかりマンションは配線方式や建物の住居数などに応じてたくさんのプランが用意されていて、それぞれ月額料金が異なります。

 

つまり、必ずしもauひかりのほうが安くなるというわけではありません。

しかし、ホームタイプですと必ずauひかりのほうが安いです。

 

たかが何百円、されど何百円。

毎月支払う金額ですから、少しでも安いほうが良いですよね!

 

 

④転用や事業者変更が出来るか

  auひかり ドコモ光 ソフトバンク光
転用/事業者変更 できない できる できる

 

転用とは、NTTのフレッツ光を利用している方が、光コラボレーション・サービスに乗り換える際に利用できる仕組みのことです。

 

事業者変更は、光コラボレーションから光コラボレーションに乗り換える際に利用できる仕組みのことです。

 

auひかりは、転用や事業者変更を利用することはできません。

こればっかりは、独自回線のデメリットですね……。

開通工事をしなくて済む乗り換えのほうが絶対に楽ですしね。

しかし、auひかりでは開通工事は必要になりますが、初期費用相当額割引により工事費は実質無料になります!

 

⑤対応エリア

auひかりと光コラボレーションでは、対応エリアが異なります。

〈auひかりホームタイプ提供エリア〉

北海道・・北海道

東北・・・青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島

関東・・・東京都、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木

信越・・・新潟、長野

中部・・・山梨

北陸・・・石川、富山、福井

中国・・・鳥取、岡山、島根、広島、山口

四国・・・香川、徳島、愛媛、高知

九州・・・福岡、大分、佐賀、宮崎、熊本、長崎、鹿児島

 

〈光コラボレーションホームタイプ提供エリア〉

NTTの光回線はほぼ全国をカバーしているので、光コラボレーションも全国で利用可能です。

 

提供エリアに関しても、光コラボレーションが1枚上手ですね。

 

 

まとめ

独自回線と光コラボレーションの違いは分かりましたか?

 

結局どっちがいいのかは、何に注目しているかで変わりますね。

 

速さや月額料金を気にする方は断然auひかりが良いと思いますし、転用や事業者変更をする予定がする方は、光コラボレーションのほうが良いかもしれません。

 

そもそもauひかりは提供エリア外だったら、利用することができないので、無条件に光コラボレーションなどを利用することになります。

 

ただ、これだけは言えます。

auひかりは速くて安いですよ。

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